PCM768/DSD256対応ストリーマー(ネットワークトランスポート)
Rivo Black Edition
標準的な小売価格:165,000円(税込)
2次生産分出荷開始:2024年8月下旬
Volumio OSを最大限に生かしたストリーマー Rivo (リヴォ)
瞬く間に完売した「Rivo Black
Edition」が再生産決定!
Volumio
Rivoは、幅広いオーディオシステムへ導入できる豊富なデジタル出力を備えたストリーマー(ネットワークトランスポート)です。
今日のネットワークオーディオは、従来のオーディオ機器に比して、ソフトウェアが音質へ大きな影響力を持ちます。加えて、ソフトウェアがハードウェアを制御するため、ソフトウェアあるいはハードウェアの供給を他社に頼るのに比べ、双方を内製できることは、音質に対する圧倒的なアドバンテージを持ちます。Volumioのソフトウェアとハードウェアの高次元な調和は、オーディオ・音楽愛好家に比類ないリスニング体験を提供します。また、イタリアならでは特徴的なデザインは非常に魅力的です。
Volumio
Rivoの音質へのこだわりは欧州EISAのDIGITAL
PLAYER部門を受賞し、デザインへのこだわりは世界3大デザイン賞の1つiFデザイン賞を受賞しました。これらはRivoが今までにない優れた製品であることの証左と言えましょう。
Volumioはこの期待に応えるべく、Rivo Black Editionを発表しました。本モデルは当初限定生産の予定でしたが、日本を含め全世界から予想を越える受注があり瞬く間に完売してしまったため、再生産することとなりました。日本での2次生産分出荷は2024年8月下旬を予定しております。Rivo Black Editionの再生産分の総台数は未定ですので、お早めにお買い求めください。
Rivo
Black Editionは、ネットワークオーディオ機器のソフトウェアとハードウェアの調和を実現した革新性をヒントに、その卓越したデザインにも新たな要素を取り入れました。フロントパネルにあしらわれた天然皮革のアップサイクルレザーは、環境への配慮とデザインのシームレスな融合を象徴しています
採用したアップサイクルレザーは、Volumioと同じくイタリア・フィレンツェに拠点を置く皮革製品工房Apellelabと提携した成果です。このコラボレーションは、美的魅力を高めるだけでなく、高級素材を再利用することで環境負荷の削減にも貢献します。
Rivo
Black Editionは、妥協のない性能、洗練されたデザイン、新たに取り入れた環境に配慮するという理念により、限界を押し広げオーディオ技術の未来を形作るというVolumioの挑戦を象徴しています。
Rivo
Black Editionは通常モデルと同様の以下の特徴を持ちます。
シンプルイズベストの体現
Rivoの設計思想はシンプルです。冗長な回路を持たず、デジタル信号を可能な限りクリーンかつ鮮度を高く伝送するというものです。当たり前のことのようですが、ネットワークオーディオではとても難しいことなのです。
Volumio OSの長年の開発で、ソフトウェアが音質へ与える影響だけではなく、利用者がどのようなハードウェアを使っていてどのような問題が発生しているのかという知見を得ることができました。10年以上にも渡る経験がRivoには生かされています。Volumioは、ソフトウェアとハードウェアの両面からシンプルイズベストを達成しました。
Volumioだからこそできるソフトウェアカスタマイズ
ストリーマーとして基幹を構成する処理部にはKhadasのSBC(Single
Board Computer)を採用しました。Raspberry Piをはじめとする廉価なSBCでは、しばしばUSBとネットワークの帯域が同一経路で共用されており、動作安定性にも音質にも大問題であることは言うまでもありません。Rivoでは、USBとネットワークは別々の経路を持っています。
ハードウェアを制御するVolumio OSも、専用のカスタマイズを施して搭載しております。処理サイクルの最適化によりノイズフロアの低減、ひいては音質の向上を実現しています。
音質への寄与が大きい箇所の徹底的な対策
シンプルイズベストと言っても、SBCをそのまま使っては、オーディオクオリティにはなりません。
USB-DAC出力には、独立したUSBコントロールICを備え、さらには専用の24MHzクロックを供給しています。S/PDIF、AES/EBU出力に必要なパルストランスについては、一方向結晶制御された無酸素銅(OFC)を素材とした多段1:1トランスを用いています。これらデジタル出力の対策は音質への寄与が大きいのですが、SBCからのUSB出力をそのまま使っていたり、ありていのパルストランスを用いていたりと大抵の場合ないがしろにされがちです。
他のメーカーが真っ先に対策するであろう電源への対策も、もちろん忘れていません。電源は各セクションに独立して供給しており、その1つは内部クロック専用です。現代のデジタルオーディオの音質に重要なクロックには、他の回路と電源を共用することで発生する干渉さえも避けるという十分な配慮を行っております。また、電源のフィルターには、インダクタとコンデンサーを組み合わせた独自の回路を開発しました。このフィルターを電源経路ごとに採用しています。
デジタル信号を可能な限りクリーンかつ鮮度を高く状態でRivoからDACに出力され、音楽が最高にクリアーでナチュラルなサウンドになるのです。
ソフトウェア巧者だからこそのデザイン
ネットワークオーディオ機器は利便さのために様々な制御ICが付帯するのが一般的ですが、Volumioはそこにも徹底的に手を入れました。Volumio製品は、Red Dot Awardを受賞したDesign Narratives社による洗練されたデザインを採用しています。音質にも考慮された非磁性体アルミニウムによるインテリアの邪魔をしないシンプルなデザインは置き場所を選びません。フロントパネルの中央には、機器の状態が一目でわかる最低限のステータスLEDと電源ボタンのみを配置しました。一方で、10年以上にわたり開発を続けてきたVolumio OSは、数多くのフィードバックが反映されており、どなたでも直感的に操作できますから、使用していて不便に感じることはないのです。
接続とコントロール
Rivoは、Volumioの公式のiOSとAndroid
appを使用するか、ブラウザでrivo.localにアクセスするだけで、使用できるようになります。Volumio CEO・Michelangelo Guariseは「5分で良い音が出せる形が望ましい」を理念としているのです。スマートフォンを何度かタップするだけで、セットアップとコントロールが簡単にできるのです。
LAN入力は、有線接続だけでなく、無線(Wi-Fi)接続も可能です。さらに、Volumioの動作モニタリング用にHDMI映像出力を搭載し、PCを介さず、再生中の楽曲や設定を確認することも可能です。
(
画像は通常モデルのRivoによるイメージ)
Volumioは何ができるのか?何でもできます!
Rivoはネットワークオーディオ機器として、できないことはないといっても過言ではないほどの対応力を備えています。Rivoは大きく分けて2つの使い方、純粋なトランスポートとして使う方法と、Volumio OSを全面的に生かし、サーバとして使う方法があります。
純粋なトランスポートとして使う場合には、RivoのRoon Ready、DLNA/OpenHome、Spotify Connect/TIDAL Connectなどのレンダラー機能を使うことになります。この場合には、別途それぞれに対応するサーバー、あるいはサービスを使う必要がありますし、Volumio OSの後述する便利な機能は使えませんが、音質は優れています。
Volumio OSを全面的に使う場合には、Volumio OSに音源を取り込んで再生することになります。RivoへUSBストレージを接続したり、NASをマウントしたり、Volumio OS上でTIDAL, Qobuz, Spotifyにログインすることが必要です。いずれにしても面倒な操作は必要ありません。直感的なインターフェースを備えたVolumio OSは迷うことなく設定を進められます。
Volumio 最新OSを内蔵
RivoにはVolumioの最新バージョン(Volumio 3)がインストールされています。RivoはVolumio OSの定額プラン「Volumioプレミアム」がもつすべての機能をご使用いただけます。代表する機能は以下のとおりです。
・好奇心から音楽と出会えるAI検索Super Search(スーパー・サーチ)
まるで音楽に詳しい友人やレコード屋の店員に尋ねるかのように検索することで、新たな音楽と出会え、気分に合わせて曲を検索できます。
・音楽とアーティストのクレジットを検索
・CD再生とリッピング
最高の精度でCDを再生、リッピングすることもできます(別途USB-CDドライブが必要)
・マルチルーム・シンクロ再生
複数のVolumio製品を同期させて再生できます
・自動バックアップとシンクロ
複数のVolumio製品を同期させバックアップを行います
・インフィニティ―プレイ
現在再生している楽曲に類似したものをノンストップで無限(インフィニティ)に再生し続けることができます
・多彩な音楽サービスに対応するプラグイン
Spotify、TIDAL、Qobuzなど、代表的なストリーミングサービスはもちろんのこと、プラグインを使用して、さらに様々なサービスや機能に接続することができます。YouTube、Soundcloud、Mixcloud、Radio Paradise、FusionDSPなどです。
Volumio
OSの機能をフルで生かすことのメリットは、ストレージに入っている音源やストリーミングサービスを一気通貫で検索したり、ブラウジングしたりすることなのです。
Volumio Rivoはソフトウェアとハードウェアの双方における知見を生かし、高次元の調和を実現したネットワークオーディオの理想形ともいえる機器です。音質第一優先で使うこともできれば、便利にサービスの垣根を超えて音楽を楽しむこともできます。オーディオ愛好家にも音楽愛好家にもお勧めの1台です。
対応フォーマット
S/PDIF同軸出力:最大PCM192kHz / 24bit
AES/EBUデジタル出力:最大PCM192 kHz / 24bit
USBオーディオ出力:最大DSD256, PCM768 kHz / 32bit (USB DACに準拠)
映像出力:HDMI 2.1/HDCP 2.2 最大4K
60fps
デジタル接続
USB:USB-DAC専用ポート USB2.0 x1, USB
3.0 x1, USB2.0 x1
LAN:RJ45ポート(10/100/1000Mbps)
Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac, 2X2 MIMO with RSDB
Bluetooth:Bluetooth5.0(SBC)
その他仕様
対応形式:DSD, WAV, FLAC, ALAC, AAC, Vorbis, Cue, MP3
対応サービス:UPnP/DLNA/OpenHome, Roon Ready,
Airplay(Shairport Sync経由), Spotify(Spotify Connect),
TIDAL(TIDAL Connect), Qobuz
公開済プラグイン:Youtube, Squeezelite, Radio Paradise,
Podcasts, Pandora, Fusion DSP, Roon Bridge, Soundcloud, Mixcloud.
CPU:Amlogic S905D3, Quad Core 1.9 GHz
RAM:2GB DDR4
内蔵ストレージ:16GB eMMC
入力電圧:5V/3A(ACアダプター付属)
サイズ:270 x 150 x 50mm
重量:1.14kg
保証期間:12ヶ月
標準的な小売価格:165,000円(税込)
JANコード:4589631460958
※仕様は予告なく変更になる場合があります。